mineoのクレーマーに成り下がった話①
事は2年前に遡る。
mineoを運営するケイ・オプティコムをクライアントとするeo光のスマートリンクというサービスの営業の仕事に就いていた。
当時は格安SIM黎明期で、すべてがdocomoの回線を借りたmvnoだった。
15年auユーザーであり、スマホ情報をブログで発信する立場だった私にとって、まさか仕事に関係する会社から、auの端末で使える格安SIMが発売されることになろうとは、天啓であるとさえ思われた。
そして、昨年の10月、母親のau iPhone5をmineoにしてあげた。
料金は月3000円から月800円に下がった。
大満足だった。
今年の3月、iPhoneSEが発売された。
iPhone6Plusでパズドラにハマっていた私は、画面がでかすぎると感じており、この際mineoに乗り換えようと思い立つ。
そこでアマゾンでエントリーパッケージを購入した。
これは契約事務手数料3000円が無料になるコードが記されている冊子で、1500円くらいだった。
熊本の震災があった頃だろうか、auのサポートダイヤル157に電話した。
すると機種変更に使える1万5000円分の引き止めクーポンの提案があった。
オペレーターは引き止めクーポンと料金プランを変えればかなり安くなると言う。
乗り換えは考え直すと返答し、電話を切った。
一か月ほど経ち、いろいろと調査をすると、やはりmineoにしたほうが安いという気がしてきた。
そこで再度157に電話して、調査した結果などを述べた。
オペレーターはプランの変更を提案してきたが、実際は安くならないという事が話の中で判明した。
おそらくマニュアルでそのように伝える様、言われているのだろう。
MNP番号を発行し、エントリーコードを用意して、mineoのWeb申し込みに望んだ。
これが5月の末。
しかし、この時家のインターネット回線であるeo光で引き落としが行われず、料金滞納になっていた。
mineoのWeb申し込みフォームでエラーが出る。
サポートダイヤルに問い合わせ、なんとかできないものかと質問したが、料金収納のデータが反映されるのに一週間から10日かかるとのこと。
これではau側の支払いが発生しなくなる月末と月初めの1日に切り替えることができない。
料金滞納という自分に落ち度があるため、6月末の契約に延期しようと考えた。
そして6月半ば、再度MNP番号を取得し、mineoのWEBにて申し込みをした。
ちなみに母がすでにmineoに加入しているため、紹介キャンペーンというものがあり、双方にアマゾンギフト券1000円分貰える様子。
その紹介URLにてMNP番号、エントリーコード、身分証明書の画像添付を行い、申し込みを完了させた。
SIMカードは2,3日で自宅に郵送で送られてきた。これが6月25日頃。
あとは6月30日にSIMカードを入れ替えて、WEBで切り替え入力を行えば、即時にauからmineoユーザーなるはずの予定だった。
SIMカードが届いて2,3日後、マクドナルドで送られてきた契約書を読み込んでいた。確認事項に隅々から目を通していると、驚愕の内容に気が付く。
それは適応キャンペーンの内容であった。
今回、紹介キャンペーンの適応は認知していたが、それとは別に、3か月800円引きと記載されている。
どうやら、何かのキャンペーンが自動的に適応されているようだ。
嬉しい話なのだが、このキャンペーン適応条件に、無視できない文言がついてあった。
「紹介キャンペーンとeoユーザー限定キャンペーンを併用するためには、電話か店舗スタッフによる申し込みが必要です」と。
ん?3か月800円引きキャンペーンとは別に、eoユーザー限定キャンペーンなるものが存在するのか?という気持ちになった。
契約書を読み進めていくと、mineo2周年キャンペーンとして、新規ユーザーはもれなく3か月800円引きになる様子。
またそれに加えて、eo光ユーザーはさらに3か月、800円引きを受けられると書かれてある。
紹介キャンペーン、2周年キャンペーン、eo光ユーザー限定キャンペーンの3つが存在し、今回は2つしか適応されていないことが判明した。
ブログでeo光をお勧めするほど生粋のeo光ユーザーである私にとって、eo光限定キャンペーンが欠落するという事態は何としても避けなくてはならない気持ちになった。
そこで6月27日、mineoのサポートダイヤルに電話をし、eo光限定キャンペーンを付けたししてほしい旨を伝えた。
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